京都市内のブラタモリ風”御土居観光ラン”
今回は京都市内を観光ランをしてきました。と言っても昨年の11月初旬。
まだまだ寒さも本格的ではないので、楽しみながら走ることができました。
みなさんは御土居という言葉をご存知でしょうか?ブラタモリなどで少しは
有名になったとは思うのですが、豊臣秀吉が荒れ果てた京都の都市開発として
造った城壁のようなものです。城壁は石を詰め上げますが、御土居は堀を作り
その土を積み上げ土塁としました。
【御土居の説明】
【地図】
江戸時代あたりから取り壊され始め、原型が残っている場所はごく一部
となっています。しかしながら、御土居の後には川が流れていたり、道ができて
いたり、土塁の名残りと思われる急な坂が残っています。ここをぐるり25km
走ってみようということで妻と二人で京都に向かいました。
今回のスタートは五条大橋前からスタートとしました。
御土居はぐるっと京都市内を一周していますので、どこからスタートしても
良かったのですが、五条大橋近くに夕方から開いている銭湯があり、
ゴール後、銭湯に入れるようと思いました。
11時過ぎにスタートし北上します。京都一の繁華街の歩道を人を避けながら
走ります。鴨川を右に見ながら走り、下鴨神社手前を左の折れ、西に向かいます。
スタートから10kmほど走ったところに”都本舗光悦堂”という和菓子さんがあります。
ここはブラタモリでも紹介されたお店で御土居餅というお餅が売っているお店です。
また、この店にお願いすると目の前にある御土居の敷地に入ることができます。
(普通は柵があり、鍵がかけられています)
私と妻はそこで御土居餅を食べ、敷地に入らせてもらい御土居の上に登りました。
だいたい4m~5mほどありましたが、上に登ると東側に比叡山が
綺麗に見ることができました。
そこからどんどんと南下していくのですが、このあたりから北野天満宮あたり
までの住宅街がすごい高低差があり、急な坂が御土居を感じることができます。
壬生のあたりまで来た時に知り合いのご主人が経営されている”京都パン工房”
にお邪魔してたっぷりとパンを買いました。このパン屋さんは100円(税抜)
でいろんな種類のパンを販売しており、とても美味しいパンでした。
もちろん、100円以外のパンもあります。僕はカレーパンをいただき、残り
は子供たちのお土産にしました。
その後、東寺を経由し、再び北上し、無事にゴールの五条大橋に到着しました。
京阪五条のコインロッカーに荷物を取りに行き、近くにある弁天湯に向かい
ました。この銭湯はネットで調べたのですが、すごくいい感じの銭湯で
僕のお気に入りになりました。
脱衣所は小さいのですが、とても清潔で昔ながらの風情のある銭湯です。
お風呂は少しぬるめなのですが、追加料金なしでサウナも入ることができますし
のんびりとした雰囲気で湯船に浸かることができます。
そして一番のお気に入りが1960~70年代の歌謡曲がゆうせんが流れています。
昭和の雰囲気がぷんぷんと漂う銭湯です。一年に数回は昭和を思い出しに来たいと思います。
●都本舗光悦堂
●京都パン工房
●弁天湯