香川県善通寺市与北の”佐久間食堂の中華そば”
2016年2月6日 11:00頃
僕はフェイスブックをしていて今までに食べに行ったところの写真をアップしているので、
その中から過去のお店は食べ物を紹介したいと思います。
一応、行った日を記載してるので、その後、店がなくなってたということもありますので、
ご了承ください。
今回、紹介するのは僕の実家(香川県)から自転車で10分ほどのところに
ある、佐久間食堂の中華そばです。
この食堂は僕が小さい頃からあって、夏休みの昼ご飯などによく出前を取って
いました。ラーメンではなくてあくまでも中華そばです。
その当時、ぼくは出前でしか佐久間食堂の中華そばを食べたことがなく、お店には一度も
行ったことがありませんでした。
高校の頃になると、部活などで休みがなく、出前をとるということもなくなりました。
それから約30年、僕の頭の中から佐久間食堂の存在はすっかりと消えていました。
里帰りしても嫁や子供達はうどんや骨付鳥を食べたがります(笑)
今年の2月、地元のマラソン大会があり、一人で実家に帰ってきました。お昼前に
着いたので、母とどっか外にお昼を食べに行こうかということになりました。
マラソンを走った次の日は前に書いた”じゃんぼうどん高木”でしたが(笑)
母:”さくまでもいくんな?”
僕:”えっ!さくまって出前とってたとこ?”
母:”そうや、まだしよんで(やってるよ)”
僕:”うわっ!懐かしい、もう絶対潰れてるとおもてたわ”
母:”私、時々、自転車乗って食べに行きよる”
そりゃそうです。僕が小学生の頃、出前に来てた人はおじいちゃんではなかったですが、
すくなくともおっちゃんでした。その当時40歳だとしても、すでに70歳以上になって
いるはず。亡くなられてないとしても廃業をしていても不思議ではないのですから。
僕と母、車で3分走り、佐久間食堂に行きました。駐車場はかろうじて2台くらいが
停められるスペースがあります。
中に入るとテーブルが3つくらいと座敷があります。雰囲気はもう、昭和。
昭和の時代にタイムスリップした感じになります。
メニューは3つ。”関東煮”、”中華そば(大)(並)”、”寿し”、紙が壁に貼ってあります。
お寿司は ”バラずし”と”いなりすし”があり、ガラスのショーケースに入ってます
(うどん屋さんにいくとよく置いてあるものです)
関東煮(おでん)普通の鍋の中に入っていて蓋が上からのせてあったので、中を
みることができませんでした。
僕は中華そば大を頼み、ガラスケースからいなりをとりました。
数分後、僕の中華そば大と母の中華そば並がきました。ぼくが小学生の頃の記憶が
曖昧だったのか、こんなにお肉が入ってたかな?って感じでした。
たしかに佐久間食堂の中華そばはチャーシューではなく、少し甘く煮た豚肉だったのは
覚えてました。
スープは昔ながらの醤油ベースで、一口くちに入れると昔の記憶が一気に蘇りました。
正直なところ、普通の味です。有名チェーン店とかのラーメンの方が全然美味しいです。
でも、僕にとってはとても満足な味でした。お肉も甘く美味しかったです。
一気にそばといなりを食べましたが、少し量的には物足らなかったかもしれません。
僕らが食べている時も高校生らしい男の子が入ってきて大を頼んで漫画を読みながら
食べていました。初老の夫婦も来たりして結構、お昼時は人が多いようでした。
また時間があったら行きたいです・・・・でも、やっぱり、うどん県に帰ったらうどんかな(笑)